
2010年
あけましておめでとうございます。
誰ともなく、今年もお世話になりますのでよろしくお願いします。
なんだかんだで、転職して4年たとうとしているわけだが、個人的な3カ年計画から1年押しですすんでおります。押した分、回り道をしているのだけど、急がば回れ。結果、よい出会いと、よい経験があり、総じて順調です。公私ともに。
「今年は最悪だったー!」とか、そういうひどい思いをこれまでしてこなかったような気がする。ひとえに、中の上くらいのポジションに安寧していると、可もなく不可もない人生になりがちで、それはそれで飽きも来る。
振り返ってみれば、本当に、真摯に、前へ前へ突進していた時期もあり、そうすると敵もふえ、人間関係のひずみも置き、ストレスフルな毎日にはなるけれど、その先に大きな収穫があったりするもので、ハイリスク&ハイリターンであると。
自分を成長するためには、常に10の現状をもって、20のポテンシャルで自分を武装し、大きくみせ、実力以上の成果や結果を求めていく。その繰り返し。
そういう意味で、去年は、あまりチャレンジがなかったようにも思える。いろいろやってはみたものの。
今年は、ちょっとだけ、ずずいと、厚かましく、前へ出て行こうかなと思います。
で、去年に引き続き、ギョーカイの気になるトピックス。
敢えてBeeTVとNHKオンデマンド。
去年はさんざん地上波をやってきて、変化の著しいテレビメディアビジネスの最前線の中でなかなかよいソリューションができたとおもうのだが、一方でテレビのポテンシャルと限界両方が見えてきた。限界とは、テレビそのものではなく、広告会社における組織としての限界であって、テレビ全般で見れば、まだ、大いに可能性はあるし、今年も進化は続くであろうと思う。
そんななか、twitterやセカイカメラもいいけれど、去年のコンテンツ業界で最もインパクトのあったのはBeeTVと、NHKオンデマンド。
BeeTVは、すごい。なにがすごいかって、すでに80万人以上の会員がいるというのに、まわりに使っている人を見たことがない(笑)。
ただ、飯島直子のドラマやら東方神起のドキュメンタリー番組やらのうわさは耳にする。つまりコンテンツが先行している。
ちなみに、BeeTVを牽引しているのは、ドラマコンテンツよりかは、先の東方神起やらエイベックス所属のアーチストのビデオコンテンツの役割が大きい。
ファンマーケティング。
商品=ここでは、アーチストとの絆を深めて派生商品をひろく展開し、顧客単価を上げていく。顧客単価を上げた上で収益を1社できっちし確保する。
NHKオンデマンドもすごい。
っつても会員数は有料で18000人程度だと言うし、ieでしか見られないデバイスの問題や、そもそもの制度的・技術的問題も山積である。
ただ、ここにきて、紅白や龍馬伝の配信を始め、コンテンツの質・量が充実しつつある。
結局は、コンテンツである。BeeTVがテレビの制作スタッフを使って地上波でも流しうるレベルのコンテンツをそれ得たことが勝因のひとつであったように、NHKもその良質な番組コンテンツや派生コンテンツの展開ができれば十分キャズムを超えようかと。
つまり、(特定の生活者に向けた)良質なコンテンツであれば、もはやデバイスは問わないことが、ここにきて、やっとこさ、証明されたといってよい。もちろん、T視聴率10%以上のTV番組の 暴力的な露出スケールに比べれば、規模感はまだゴミみたいなもんだが、それでもコンテンツビジネスとしては十分成立しうる。
要は、テレビがでかすぎるのである。テレビのニーズがなくなることはないが、それほどデカイ規模の認知を求められるマーケティングは確実に少なくなっているし、元々コンテンツビジネスは、必ずしもテレビ規模を必要としなかった。
一方で、(昔放通融合とか言われていた時代に夢想されていた)、ニッチメディアのコンテンツが地上派にビジネスとして流通することもあり得る。
BeeTVの飯島直子ドラマが先日地上波向けに再編集されて放送されたようなこと。もちろんデバイスにあったコンテンツの態様をそなえるため、ケータイからテレビにそのまま流すのは難しいが。
いずれにせよ、ケータイやPCでのコンテンツ配信を起点にクロスメディア・マルチデバイスで展開し、販路を広げる。さらにファンマーケティング的視点でコアなユーザーを獲得した上で顧客単価の拡大に努める。
そういうコンテンツマーケティングがようやく兆しをみせはじめた。
というわけで、今年もBeeTVないし、他キャリアを含めたBeeTV的なモノに注目。
おっとっと。全然広告とかんけーない?
そうそう、最近は、ことに「広告」に対する興味が薄れつつある。
今年のネット広告がどうとか、ツイッターが世界を変える?とか、どうなるスポット広告料金の下落?とか、現状の「広告」というものだけをみていると、どうもスケールというか、自分の視野を狭めてしまう感じがして、個人的には食傷気味。
といいつつ、広告の仕事をするんだけども(笑)。
今年は、今年も、広告orNOT広告にかかわらず、いろいろコンテンツを創っていこうと思うのである。
そんな年初のエントリー。








